/14話 男の車選び 90年代〜
前回の記事は1950年代から1980年代までの車選び(国産車と輸入車)の一部と
その時代のファッションの因果性(ファッションと車はリンクするのか)を
テーマにしていましたが、今回もその続きを記載しようと思います。
1990年代の車 国産車 輸入車
現在、40代と50代の方は必見ですのでご覧ください。



日本では90年代「巨大排気量」「スピード」「カブリオレ」がヒット
上記のシルビアもNSXは現在も人気が高く「プレミア価格」です。
他にもご紹介したい車が沢山あるのですが輸入車も目を離せない時代に
突入しているのでご紹介致します。
90年代 輸入車



シボレーアストロはとにかく巨大排気量4300CC
内装がとても豪華で渡り廊下がある憧れの1台でした。
ただ燃費がリッター(1ℓあたりの走行)が3km前後だったと記憶します。
フェラーリF40は私がフェラーリを好きになったきっかけの1台です。
小学校の頃、車が好き過ぎて「車図鑑」を持参していく車オタクでした。
当時、バブル期も重なりフェラーリF40の販売価格は2億4千万円と記載
されていました。
幼心で「プロ野球選手しか買えない車だな」とため息ものの1台でした。
最後のメルセデスベンツはなんと「ポルシェ」のエンジン搭載の1台です。
販売当時でもよく売れたそうですが、コチラも現在ではプレミア価格となり
人気の1台となっております。
国産車も輸入車も一目瞭然のラインナップですが、当時のファッションを
振り返ると、果たしてリンクするのでしょうか・・・。
1990年代のファッション
アメカジ(アメリカンカジュアル)やグランジ、DC、デザイナーズと
タレントの木村拓哉さんに憧れた「キムタクファッション」だったり
PUFFY パフィーの真似をしたり 篠原ともえに似た「シノラー」や
安室奈美恵さんに似せた「アムラー」が一世風靡したファッションの歴史でも
混在したトレンドが一番多い時代だった気がします。



「時代を感じる〜」1枚1枚ですね。懐かしい気持ちになります。
どれも爆発的ブームで街を歩けば必ず見つけるファッションでしたね。
車とファッションはこれを見ている限り、再び乖離(かいり)し始めている。
2000年における自動車の役割
2000年(ミレニアム)を越え21世紀を迎えた時代です。
2000年って最近だったと思っていましたが19年も前の事なんですね(苦笑)
「歳ってっ記憶をかき消す魔物」だと、恐ろしさを感じました。
トヨタは「ハイブリッド車」やwillと言う車を販売したり
ハード面よりもソフト面の変化(勿論、ハードも激変して行きますが)が
著しく大きく変わった時代だと思います。
デザインは丸さを帯びて、高燃費モデルが続々登場しエンジンのサイズダウン
ダウンサイジングが飛躍的に伸びたのもこの時代の特徴です。
コンパクトカーブームやミニバンブームも現代の流れを受け継いでます。





ランドローバーレンジーローバーはさて置き、全体的に言えるのが
洗練されたビジュアルと丸みを帯びたシルエットが特徴的です。
スタイリッシュと言う言葉がマストなのかな。
ファッション性も大切ですが、どちらかと言うと日常のシーンに寄り添った
デザインで、内装もリビング空間を演出したり、使用用途ではっきり分かれた
2000年代の車種です。
2000年代のファッション
個人的な意見になりますがこの時代は「リバイバル」の一言に尽きます。
「○○ブーム」とか流行は沢山ございましたが「80年代を現行版」にリバイバル
「70年代を現代版」にリバイバルと流行は回っている事をしっかり教えてくれた
年代でもありました。時代の流れはとても早くなり、ファッションのサイクルも
ショートピッチ化してきました。
今のIOTやAI時代を迎える様にどんどんこれからもスピード感は上がっていくと
思います。
2000年最も日本を・・・世界を変えたファッション界(他の業界も)を変えた
出来事がありました。
それは「アマゾン」や「ヤフー」「楽天」などポータルサイトから通信販売
ネット販売(オンライン販売)が広がり劇的に売り上げを伸ばした時代に
突入しました。リーマンショック(2007年)もありましたがネットショップは
どんどんセールスを拡大して飛躍してきました。
あと、忘れては行けないのが「ユニクロ」等のファストファッションの多様化
世界経済が破綻しモノが売れない時代にファストファッション業界は海外からも
日本に出店をし「ZARA ザラ」「フォーエバー21」「H&M」が頭角を現した。
今回で「男の車選び」とファッションシリーズの最終回と決めていましたが
まだ、もう少しだけ書く事がありますので次回に続きます・・・。